実録 注文住宅の日々

注文住宅のポイントや体験談を紹介します

注文住宅を建てたいと思ったら何から始めるか? 2019.03.31

家を建てたいと思ったら何から手をつければ良いか?

家づくりを考え始めて4か月,得られた結論は「自分たちの要望をまとめる」です。

 

ついつい土地探しから始めてしまう方も多いのではないでしょうか?

何を隠そう私もその一人です(笑)。

不動産サイトで土地見てるだけで夢が膨らみますからね!

ハウスメーカーから考えられる方もいるでしょう。

 

では,土地情報を見て「この土地は良い土地だ!」と判断する基準は何でしょうか?

同様にハウスメーカーの何をもって良し悪しを判断するでしょうか?

 

もちろん「駅から徒歩何分」「方角」「学区」「近所にスーパーマーケット」といったことは情報を見ればすぐ分かります。

でもそれらの情報は自分たちが望む生活のための条件や要素の一つに過ぎません。

そして条件の中にも絶対譲れない条件とそうでもない条件があります。

 

しかし,実際に家を建てようとすると土地の様々な条件に縛られることが分かります。

ハウスメーカー工務店にも得手不得手があって,必ずしも自分たちが望む家の仕様や予算などすべてを叶えられるとは限りません。

すると土地や住宅メーカーを決めてから家の仕様を考え始めても,できないことが出てきてしまいます。

万が一に絶対譲れない条件が叶わないとなったら,何のために注文住宅にしたのか分かりません。

 

私が家を考え始めて気づいたのは,この「望む生活の条件」が明確になっていないと,本当に自分たちに適した土地や住宅メーカーを選ぶことができないということです。

しかも望む生活の条件や優先順位は家族の中でも違います…(妻と話すと価値観の違いに驚きます(笑))。

 

この記事を読んで頂いている方は,マンションや建売や賃貸ではなく,なぜわざわざ手間がかかる注文住宅で家を建てたいのでしょうか?

それは心の中に理想の生活を想い描いているからだと思います。

 

家を建てることの目的は,家を建てることそのものではなく,理想の生活を送ることです。

家はあくまで想い描く生活を送るための手段の一つです。

 

ですので,まず自分たちの「理想の生活」「譲れない条件」を具体化しておきましょう。

その結果,建売に満足できる家が見つかったり,マンションの方が適している可能性もあります。

逆に注文住宅を考えていない方でも,この条件を整理しておくことで家探しがスムーズに後悔無く進められると思います。

 

今回のまとめです。

注文住宅を建てるには何から始めるか。

  1. 自分たちの理想とする生活を考える
  2. 理想の生活を叶える立地や建物の条件を具体化する
  3. 土地や住宅メーカーは2.の条件を叶えてくれるところを選ぶ

 

次回は実際どのように自分たちの要望のまとめたかをお話したいと思います。

 

ブログのテーマ 2019.03.30

ご覧いただきありがとうございます。

このブログでは注文住宅のポイントを施主(消費者)目線で紹介していきます。
自身の実体験をもとにプランニングや予算設定,土地探しなどを解説することで,これから注文住宅を建てたいと考える方々の参考になればと思います。


私は勤め先の会社で施設管理という仕事をしています。会社が必要とする建物(工場,研究所,事務所)を建築業者に依頼して建ててもらいます。その中で工事仕様,コスト,施工品質,納期を管理することが仕事です。


仕事柄,建物の仕様を考える場面が多いため「その経験を活かしていつか自分の家も建てたい」といつからか考えていました。そして仕事で培った経験を活かせばスムーズに建てられるだろうとも思っていました。

 

しかし,いざ注文住宅を考え始めると,同じ建築でも一般住宅と工場や事務所とではかなり勝手が違うことに気づき戸惑いました。

 

また「マイホームという人生最大の買い物で失敗したくない!後悔したくない!」という思いから,住宅だけでなく土地,ローンについても調べて総合的に計画を考え始めました。

この記事を書いている2019年3月現在,まだまだ自分と妻が望む住まいの条件整理ができてきただけで,土地もローンも建設業者も決まっていません。

なのでこれから実際に土地を購入したり,家を建てる経過を報告し,生の声を届けたいと思います。


私は仕事を通じて建物に関する知識をある程度は持っていますが,普段まったく建物や設備について考える機会が無い方々にとって,注文住宅を考えることは非常にハードルが高いと思います。

私自身が注文住宅を建てるなかで学んだり経験したことをお伝えし,これから注文住宅を建てたいと考える方々のお役に立てれば幸いです。


それではよろしくお願いします。